男性の肥満は、ここ30年でほぼ倍増したと言われています。
そして中高年男性の2人に1人はメタボ該当者、あるいはその予備軍とされています。
いや!自分はまだ大丈夫!
と、思っているあなた!あなたのお腹は大丈夫ですか?
この記事では、これからなんとかお腹回りの脂肪を落として、スッキリさせたい!とお悩みの方に、誰にでもできる簡単な方法について紹介しています。
お腹の脂肪を取る方法。男性が脂肪を溜め込んでしまう理由とは?
自分も40歳。。
30歳を超えたあたりから、疲れが取れにくいとか、無理ができないなぁなんて実感するようになりましたが、40になると輪をかけたように変わって来ますね。
また、仕事となれば会社の付き合いや飲み会などで暴飲暴食をついついしてしまうことも多くなるかたも多いはず。
年とともに、責任も増え、背負うものが多くなりますし、付き合いが増えて来るのも仕方ないのかもしれません。
その結果、運動する機会をなかなかつかめずにいると、代謝が悪くなってきた体の影響として顕著なのがおなか。
とはいえ、お腹周りの脂肪の原因を知っていれば、必ず解消できます。
それぞれ生活習慣は違うと思いますが、男性のおなかに脂肪がついてしまう原因にはこのようなものがあります。
- 運動不足
- 暴飲暴食
- 過度なアルコール摂取
- ストレスの増加
- 不規則な生活リズム
なんというか、人によっては、全て当てはまる・・・という方もいるかも知れませんね。
そういう自分も、30歳を超えた頃から・・・
仕事が不規則な上に、お硬い仕事
↓
必然的にストレスがたまり、ストレス発散と言い訳をしつつ、飲み会に行って飲んで食いまくる
↓
運動するのが面倒になってくる
という、構図が出来上がっていた事を思い出します^^;
生活習慣が乱れるとおなかに脂肪がつきやすくなります。
ここにあげたように運動をしなければ筋肉は衰え代謝が悪くなるばかりか、年と共に消費エネルギーは減少するのに、摂取エネルギーは増加するばかりで脂肪を溜め込み肥満に陥るのは目に見えて分かりますよね。
要は、消費する以上に取り込んでしまうので必然的に体に溜め込んでしまうわけです。
お腹の脂肪を取る方法。男性の食事制限ってどうなの?
さて、
消費する以上に取り込んでしまう
というお話をしました。単純に考えれば、取り込む量を減らせばそれだけでも、お腹の脂肪を取る効果が出る方も当然いるわけです。
ちなみに、自分が初めにしたのは、食べる量を減らすことからでした。いきなり運動することに抵抗があったという理由もありますが。。
これは、
- 自分結構食べる方かも
- 間食がやめられない
など、一日を通して食べる量が明らかに多い方であれば、食事を見直すだけでもお腹の脂肪を取る効果があります。
例えば・・
ごはんをいつもの半分にする
だけでもOKな訳です。
食べる量が多い方だと、比較的早食いの方が多いと思います。自分もそうでした。しかも、習慣的に早食いをしてしまうと、満腹感があとからやってくるので、結果”腹いっぱい”食べてしまうことになるんですね。
更にいうと、その結果胃袋も次第に大きくなり、食べられる量も増えていくので悪いことづくめ。
これを解消するには
いつもの倍噛んで食べる
ことがおすすめ。噛むことで、時間をかけて食事をすることになりますし、結果、満腹中枢が早めに刺激されるので、いつもより少ない量の食事で済ませることができます。
正直、はじめのうちは空腹感に堪えられない時もありましたが、なれてしまうと意外と大丈夫です。
また、間食については、やはりお腹が空くから間食をしてしまうわけなので、なれるまでは
飴玉1個
舐めるだけでも、空腹感から逃れることができます。それになれてきたら、間食自体をやめることも可能になってきます。でも食べ過ぎに注意しましょう。
もう一つ自分がしていたのが、空腹になったら
今脂肪が燃焼されているぞー
と、自分に言い聞かせると意外と我慢できたりします。これは、人それぞれだと思いますが。
食事制限の結果、お腹の脂肪が取れない体になった男性の話
と、自分の体験談も踏まえて、食事について見直すだけでもお腹の脂肪を取る方法としての効果が見込めることをお話しました。
ちなみに、これは知人がそうだったのですが、その方、約30キロの減量に成功した方。しかも数ヶ月で。
その期間やっていた事は・・
- 炭水化物を取らない食事制限
- 毎日2時間程度の有酸素運動
というもの。その結果減量に成功したんですが、実はリバウンドして、ほぼ元の体重に戻りつつあります。
で。
過去の経験を元に、同じ減量の方法(食事制限は少し緩め)を再び初めたんですが、今度はなぜか一向に体重が減らなくなってしまったそうです。。
その後、病院の医師から言われたのは・・・
- 過度の食事制限で一時的に体が飢餓状態になっていたこと
- 来るべき飢餓状態に備えて、常に体がエネルギーを蓄えようとしていること
- 運動する際には、最小限のエネルギー消費をするようになっていること
いわゆる、体が省エネモード状態になってしまったため、同じ減量方法でも痩せない体になってしまった、ということでした。
要は、やりすぎも良くないよ、という話でした。
お腹の脂肪を取るには筋トレが最適?
お腹周りをスッキリさせようと、多くの人が連想し、実践するのが筋トレ。
筋肉の量が増えることで、何もしない間も(例えば寝ている間も)エネルギーを消費する「基礎代謝」が上がるため、お腹の脂肪を取る方法としては最適なんですね。
とはいえ、なかなか脂肪が減らず諦めてしまう方がいるのもまた事実。その理由は、
辛いから
という方がほとんどだと思います。
いざお腹周りの脂肪を取ろうと筋トレを始めたものの、なかなか成果が出ない。毎日やるのも辛い・・・
当然ながら1日2日では結果は出ませんが、一番重要なのは、数多く筋トレをすることでも、負荷の高い筋トレをすることでもありません。
続けること
です。1年2年継続して筋トレをしているのに、全く効果がでない、という場合はやり方に問題があります。とはいえ、数週間続けただけではそもそも効果的なのかどうかも、やり方が正しいのかもわかりませんよね。
なので、まずは続けること、ここを一番に考えて、自分にあった方法を見つけることが大事です。
人って、21日間(3週間)継続できると、それが習慣になると言われています。
なので、それまではとにかく意識して継続することを最優先に行いましょう。
そのためには、急に難易度の高い筋トレではなく、むしろ物足りないくらいの負荷で行える筋トレを行うようにしましょう。
お腹の脂肪を取る方法。男性におすすめな筋トレはまず2つ
さて、お腹の脂肪を取るには筋トレが最適というお話をしました。
また、まずは続けることが重要ということについても触れてきました。
ということで、これまでは筋トレとは全く無縁の方でも、簡単に始めることができる筋トレについて紹介します。
とはいえ、お腹の脂肪を取りたい、といっていわゆる「部分痩せ」という話がありますが、ピンポイントでお腹の脂肪だけを取ることはできません。脂肪吸引なら話は別でしょうけど。。
先に触れましたが、まずは基礎代謝を上げる必要があります。基礎代謝が上がることで、脂肪が燃焼されやすくなります。
そのためには、筋肉をつける必要があるわけですが、効率よく脂肪を燃焼させることに焦点を当てた場合、小さい筋肉よりも、大きな筋肉を鍛えるほうがいいんです。
筋肉の量に比例して、脂肪が燃焼されると考えれば、その理由は明らか。一生懸命手首を鍛えて前腕を太くするよりも、スクワットをして太ももを鍛えたほうが、同じ時間をかけるなら太もものほうが効率がいいですよね。
ということで、まずはお腹の脂肪を取る方法として、簡単に続けられる筋トレを2つ紹介します。
- スクワット
- プランク
習慣をつけていく、ということで、このどちらかを毎日続けてみることをおすすめします。
鍛えられる筋肉
これら2つの筋トレで鍛えることができる部分は
スクワット
→太もも、お尻、背中の筋肉
プランク
→腹筋、インナーマッスル他
どちらも、大きな筋肉をターゲットにして鍛えることができるので、お腹の脂肪を取るのに必要な基礎代謝を上げるには効率的な方法です。
ちなみに、大きな筋肉といえば、背中や胸の筋肉も同様ですが、筋トレを始めたばかりの方だと、なかなか続けることが難しい方法になってきます。
負荷を下げて行う方法もありますが、それよりもまずは誰でもできる、スクワット、プランクなどで体を慣らしていき、余裕が出てきたら別の筋トレに挑戦していくことをおすすめします。
詳しいやり方はこちらの記事で紹介しています。
お腹の脂肪を取る方法。筋トレなしでお腹が凹む??
さて、ここまで、食事制限や、筋トレの方法などについて紹介しました。
お腹の脂肪を取りたい!と悩んでいる方は、お腹が「ぽっこり」している場合が多いと思います。
年齢とともに、付き合いも増えるし、お酒の量も増えるし、気づいたら下が見えない・・・
とはいえ、筋トレをしている時間もなかなか取れないしなぁ・・・
と、とにかく忙しい方でも、お腹を凹ませ、時間はかかるものの脂肪を取ることにも一役買う方法があります。
それは・・・
姿勢を良くすること
これだけです。
実際自分も意識して姿勢を良くするようにしたら、お腹が凹んできたという実証済みの方法なので、とにかく忙しい方はこれだけでも試して見てはいかがでしょうか?
方法と言っても、これと言って難しいことはありません。コツとしては、
- 「胸を張る」
- 「下っ腹に軽く力を入れる」
くらいでしょうか。と言っても、不自然なほど胸を張る必要はありません^^;お笑い芸人の春日を想像されている方は、それよりも少し控えめ位をイメージしてみるとちょうどよいです。
いざやってみるとわかると思いますが、胸を張ると自然にお腹の上の部分が凹みます。このとき、下っ腹を意識して軽く力を入れます。
この、胸を張る=姿勢を良くすることを
- 立っているとき
- 歩いているとき
- 座っているとき
など、可能な範囲で行ってみてください。
下っ腹を意識しつつ姿勢を良くすることで、日常的にお腹が凹んで来ますし、同時に腹筋も鍛えることにもなります。もちろん筋トレとは効果の差はありますが。。
簡単な方法とはいえ、これだけでもお腹の脂肪を取る効果が見込めます。
とにかく忙しいけど、お腹まわりをなんとかしたい・・とお悩みの方は、試して見てはいかがでしょうか。
姿勢がいいと、周りからの印象もかわりますよ♪
お腹の脂肪を取る方法。男性におすすめしたい方法のまとめ
ということで、男性におすすめするお腹の脂肪を取る方法として
- 食事を見直すこと
- 筋トレ(スクワット、プランク)
- 姿勢を良くする
まずは、これから始めようとする方向けに、簡単な方法について紹介しました。
先にお話したとおり、全てに共通することですが、一番重要なのは
続けること
です。
できるできないも、やらないとわかりませんし、続けないと結果もわかりません。
まずは、簡単な方法からで十分です。習慣になってしまえば、お腹の脂肪が取れ、スッキリしたお腹まわりになる日もそう遠くありません。
毎日続けて行きましょう。
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